2016年4月19日火曜日

とと姉ちゃん(14)さらば玉置三兄弟

「小橋」の表札をはずす君子(木村多江) 
それぞれに手荷物を提げ、常子(高畑充希)と鞠子(相楽樹)は
背中に大きな荷物まで括り付け、出立しようとしている 
遠州浜松染工の山田(田中幸太郎)たちが見送りに駆けつける 
社長の杉野(田山涼成)は、引越しする事になったのは自分のせいだと気に病み
物陰に隠れていたが、「体だけは大事に…」と声をかける 
社長さんはじめ皆様にお世話になりました、と挨拶する君子 
頭を下げる娘たち 
三姉妹の友人たちも駆けつけ、それぞれに別れの言葉を交わす 

思い出の物干し台の前を通りかかる小橋一家 
常子が、何だか物思いにふけり作業する茂雄(大内田悠平)に声をかける「あの…」 
物干し台から正雄(加藤諒)が飛び降りてくる「おい、何しに来たでぇ!」 
茂雄が正雄の頭を後ろからおもいきりはたき、常子に答える 
「おう…東京行く日だら」 
常子「うん」 
「見送り行けなかったでちょうどよかった、んっ」と、常子に手拭を差し出す茂雄 
常子「ん?」 
茂雄「餞別にやるにぃ、おらの染めだ」
手拭を手に広げて「へぇ~きれい」と常子
「大した事はねえにぃ、運動会でその…手拭もらった礼だで」と、照れる茂雄
正雄と幹雄(藤野大輝)が不思議そうに茂雄を見ている
常子「ありがとう」
茂雄「…で、何の用でぇ?」
常子「あ…あのね…」
茂雄「おう…おらに何か言いたい事でも?」
常子「最後に…上りたくて」
茂雄「あ?」
「親方に頼んでもらおうかなって思ったんだけど、やっぱり自分で聞いてみるね
手拭ありがとう」と、走り出す常子

鞠子が歩み寄り「正雄君、体大事にお仕事頑張ってね
立派な職人さんになる事、期待してるわ」と、笑顔で言葉をかける
「…おう」と、まんざらでもない笑顔になってしまう正雄
美子(根岸姫奈)「幹雄君、今までありがとう 廊下に立たされないようにね」
何となく頷く幹雄
鞠子と美子「じゃあ」

親方に頼み込み、物干し台の梯子を上る常子
鞠子と美子もそれに続く

物干し台の上から街を眺める三姉妹
鞠子「もうお別れだね」
美子「うん」
竹蔵の言葉を思い出している常子
(物干し台の下から3人並んで姉妹を見上げている兄弟が微かに映ってるw)

<常子は竹蔵との約束を胸に、浜松の生活に別れを告げたのです>

東京行の汽車の中で、追ってきた鉄郎(向井理)と合流する
どうやら新潟での仕事は失敗したらしい…

東京深川
青柳商店の前まで来たところで鉄郎が立ち去る
鞠子「さては…居場所を知るために来たのね」
常子「困ったらせびりに来るつもりね」

君子の姿に驚き、懐かしがる番頭の隈井(片岡鶴太郎)
自分たちが東京で世話になるのを、隈井が知らされていない事に
「母にとっては取るに足らない事なんですね…」と、少し心配になる君子と常子

奥に通される常子たち
常子が隈井に訊ねる「おばあ様って、どんな方なんですか?」
隈井「難しい質問ですなあ、ひと言で言うなら…青柳家そのものでしょうかねえ」
常子「青柳家そのもの…」

そして現れる、青柳滝子(大地真央)
君子「ご無沙汰しております、この度はお世話になります」
常子「初めまして、長女の常子です」
鞠子「次女の鞠子です」
美子「三女の美子です」
(3人)「よろしくお願い致します」

<常子はこの日ついに、祖母滝子と出会ったのでした>

(つづく)

良かったわ~玉置兄弟との別れのシーンがあって
もう省略されるんじゃないかと思ってたw
茂雄は、常子が東京に行ってしまうんで元気がなかったんだね
「おらに何か言いたい事でも?」の件は可哀そうだった
絶対勘違いしてもおかしくないよね、あの状況(視聴者も騙す演出かな)
なのに常子ときたら、物干し台に上りたいって…

鞠子の方から正雄に声をかけたのは意外だった、あんなに嫌ってたのに
まさか、もう兄弟に会う事もないからせいせいして笑顔だったんじゃないよねw
鞠子はそんな悪い子じゃないだろうから
兄弟たちの事も、生まれ育った浜松での思い出のひとつって事なのかな
あと、正雄役って加藤諒だったんだね
バラエティーで観るときと髪型が違うんで気が付かなかったw

鉄郎はもう、クズ設定確定なのかな?
汽車の中で、まだ子供の美子が食べてるものを取りあげたり
寅さんだって、あんな事はしなかったと思う
常子と鞠子の厳しい評価も仕方ないね








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