2016年4月20日水曜日

とと姉ちゃん(15)常子、胸が高鳴る

滝子(大地真央)に挨拶する小橋一家 
滝子「お上げなさい…よく来たね、浜松より東京は暑いかい?」 
「いやぁ…そうですね」と、緊張しながら常子(高畑充希)が答える 
美子(根岸姫奈)は「いや、どっこいどっこいです」と、物怖じしない 
滝子「ハハッ…そうかい、どっこいどっこいかフフフフフ」と笑い 
ひとりひとりを見て「こんなに大きくなったのかい…」 
君子(木村多江)が過去の経緯から、今回受け入れて貰えた礼を言うのだが
滝子「よしとくれよ昔の話は」、そして君子を見つめて「お帰り、君子…」 
グッとくる君子「ただいま帰りました…」 
番頭の隈井(片岡鶴太郎)が泣き声をあげる
滝子「およしよ…ったく…こうなるのが分かっていたから
お前たちが来る事を伏せていたんだ
耳に入ったら舞い上がって仕事も手につかないだろ?」 
隈井「そういう事でしたか…」 

夜、滝子と食卓を囲む小橋一家 
その横では職人たちが歓迎の唄を唄っている 

湯上りに廊下の窓から川を眺める君子
隈井がやってくる
君子は、母に何もかも頼るわけにはいかないので
店は手伝わずに別に仕事を探すつもりだと言う
隈井「相変わらず、しっかりしてなさる」
君子「はぁ…ホッとした、母に会うまで不安だったんです
手紙や電話では受け入れてもらえても本当のところどう思っているか分かりませんから
もしかしたら以前のようにまた、自分の言いなりにさせようとするかもしれないと…」
隈井「確かに昔は、お嬢さんを厳しくしつけていらっしゃいましたね…」
君子「ええ…」
隈井「箸の持ち方から頭の下げ方…女将さんの考えたとおり
全て思いどおりに行動させようとなすってましたねえ…
ですがね、君子さんが家をお出になられた頃から変わり始めた気がします
物言いはきついままですが、考えを押しつけないって言いますかね
(お前はどう思うんだい?)って、ひと言増えてね
君子さんが出ていく事になって女将さんもいろいろ思うとこあったんでしょう
離れていた月日を取り戻すように、ゆっくり仲直りなすって下さいよ」

青柳家の家系図を書いてみて確認している小橋一家
滝子の再婚相手の平助は5年前に亡くなったらしい
若旦那の清は平助と滝子の養子とのこと
君子の父は優しい人で、一度も叱られた事はないらしい
君子の子供の頃の思い出話…

<母が育った家があるという事、母には母のこれまでの人生があった事
そういった当たり前の事に気付き、常子は嬉しくなりました>

朝、二階から川を見て目を輝かせて表に飛び出す常子

働く職人たち、大きな材木が運ばれる

<常子は活気あふれる深川の様子に
これまでとは違う環境と場所で暮らしていく事を実感したのでした>

常子「ふぅ~!」
川沿いを走る常子「ごめんなさい!」
橋の上から木場を眺めて笑顔になる

<そして胸の高鳴りを覚えるとともに
改めて竹蔵との約束を守っていこうと思うのでした>

店にもどってきた常子を呼び止める声がする
「あっこらこらこらこら!」
常子「ん?」
男「何か用かい?」
常子「あっ、私はうちに…あなたこそどちら様ですか?」
男「私はここの跡取りの…」
常子「あっ!清さん?」
清(大野拓朗)「そうだけど…あっ!君が君子さんの?」
常子「はい、長女の常子です よろしくお願いし致します」
清「常子ちゃん」
常子「はい」
清が顔をにゅ~っと近づける
のけぞってかわす常子「何か?」
清「いや、思ってた以上にきれいだったから」
ニコニコして店にはいっていく清

<常子は別の意味でも胸の高鳴りを覚え始めました>

目を丸くして固まったままの常子

(つづく)

あれ?滝子やさしいじゃん…こんなはずではw
もっと鬼ババみたいの想像してたよ
見た目もきれいだし、何かがおかしい…

隈井が君子に「相変わらずしっかりしてなさる」て、意外だった
子供の頃はボケキャラじゃなかったのかな?
勉強と裁縫が好きで可愛いかったって自分で言ってたね君子さん

清は背が高いね
なんかあの笑顔は苦手だわw(役作りなんだろうけど)
常子は胸が高鳴ったってナレだけど好きになったの?
男の人にきれいって言われて、ちょっとビックリした…ぐらいなのかなあ?
浜松の茂雄にもう少し時間があればなあ…







0 件のコメント:

コメントを投稿