2016年4月5日火曜日

とと姉ちゃん(2)汚された絵

竹蔵(西島秀俊)が、お出掛けに行けなくなってしまったのは
西洋紡専務の大迫(ラサール石井)の引越しを手伝わなくてはいけないからだと知り
駄々をこねる美子(川上凛子)

数日後、小橋家に招かれて酔った大迫は引っ越しのお礼だと言って
高名な画家だという、ピカッツァの絵を置いていこうとする
固辞する竹蔵だが、大迫が機嫌を損ねそうになったため
頭を下げて「ありがとうございます」と礼を言う

「あんな人に頭を下げなくても…」と、言う常子(内田未来)に
君子(木村多江)が「常子まで何ですか」と、たしなめるが
「だって、何だか悲しい気持ちになりました…大好きなととがあんな風に…」
君子は「これもお仕事だ…」と説明するのだが、鞠子(須田琥珀)に
「これのどこがお仕事なの?お酒飲んで遊んでるだけじゃないですか!」
と反発され、「いいかげんになさい!」と叱りつける

翌日、留守番をしていた美子が絵に落書きをしてしまう
帰宅した鞠子は驚いて絵を何とかしようとするのだが、そこに常子が戻り…

君子は、家事の手伝いをする娘たちの素直な様子に「もう機嫌が直ったの?」
と不審がるが、そこに竹蔵の弟の鉄郎(向井理)が訪ねてくる
箱いっぱいのウナギを持ち込んで
「こいつの養殖で当てようと思ってねえ、今度は絶対儲かる気がする」と上機嫌だ

酔いが醒めた大迫が竹蔵の会社に連絡してきて、絵を返してほしいと言う
絵をとりに、家に戻る竹蔵

「この絵は何です…どうしてこんな事に…」と、驚く竹蔵
常子「わたしのせいです、
わたしが剥げてしまった絵具を誤魔化そうと新たな絵具を塗ったから…」
竹蔵「そもそも、絵具が剥げてしまったのは何故です?」
鞠子「わたしのせいです、わたしが墨をふき取ろうとして…」
竹蔵「何故、墨がついていたんです?」
美子「わたしが塗ったからです…」
竹蔵「美子でしたか…美子、なぜ絵に墨を塗ったんですか?」
美子「だって…とといじめる悪い人がくれた絵だから、そんな人の絵いらないもん」

絵は返す事になったと竹蔵が説明して、弁償しなくてはとなるが
鉄郎が、この絵は本物で千円はくだらないと言う
うろたえる小橋家一同
竹蔵「安心してください、ととが責任をとりますから」

<それは、常子が初めて見る竹蔵の顔でした>

(つづく)

んー、竹蔵はどう責任をとるつもりなんだろう?
何か考えでもあるんだろうか?
まあ子供たちに心配させまいと、一家の長としてはああ言う他ないような気もするが…

鉄郎は調子が良くて生活力のない、ドラマにありがちなキャラかなあ
常子たちも、あまり頼りにはしていないような感じだ
でも浜松でウナギの養殖を始めたのなら、もしかして…

鞠子が帰る際の、校庭にバケツを持って立たされている男の子二人への視線は
軽蔑のような感じだったが、何か他にも意味を持つ展開になるんだろうか




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