2016年4月25日月曜日

とと姉ちゃん(19)森田家の人々にカルチャーショック…

リヤカー一杯に積まれた弁当の配達に出る
常子(高畑充希)鞠子(相楽樹)君子(木村多江) 

<突然、戦場のような森田屋の仕事に巻き込まれた常子たちでした> 

夜、森田屋の夕食 
ごはんのお代わりを願い出る長谷川(浜野謙太)に
「お前は半人前だからお代わりの資格はなし!」と、主人の宗吉(ピエール瀧) 
大女将のまつ(秋野暢子)「飯ぐらいちゃんと食わしてやんな、
これでも一生懸命やってんだから、使えねえけど」 
宗吉「確かになあ、よし長谷川許す!」 
長谷川「ありがとうございます!」 

隣の間で食事する小橋一家 
美子(根岸姫奈)が向こうの卓よりもおかずが一品少ない事に気付くが 
「当然でしょ、雇って頂いてる身なんだから」と、君子 
うつむく美子 

改めて森田家の人々に挨拶する君子に宗吉「あんたが青柳さんとこの人間だろうがな
特別扱いはしねえからな、泣き言言ってると放り出すぞ!」 
君子「はい、よろしくお願いします」 
宗吉「お前らもあれだ、働かざる者食うべからずだ
手ぇ空いてる時は手伝ってもらうからな」
指をついて挨拶する姉妹たち
宗吉「いいんだいいんだそういうのはよ!
ほら、冷めないうちにチャッチャと食っちまいな!」 

女将の照代(平岩紙)が茶を注ぎにくる
君子「ありがとうございます、わからない事だらけですがよろしくお願いします」
照代「こちらこそ、早く仕事に慣れてくださいね」と、笑顔で…
君子「何分初めての事ばかりでご迷惑を…」
照代「大丈夫、早く慣れてくださいね」
君子「えっ?」
笑顔の照代「慣れてくださいね、早く」
さらに姉妹たちにも「早く慣れてね」
常子「はい…」

<常子たちは感じました、笑顔が怖いと…>

隣の間では宗吉が味噌汁が薄いと言った事から
まつが宗吉は太り過ぎ、豚なんか産んでねえ!とケンカになり
仲裁に入ったはずの長谷川がいいかげんな奴、女好きだと罵られ
さらに宗吉が、娘の富江にちょっかい出してるのか?と部屋中追いかけ回す

2人に突き飛ばされてきた常子「ふだんからこんなににぎやかなんですか?」
富江(川栄李奈)「気になるなら耳栓でもすれば?」

2階の小橋家の部屋
美子「何かみんな怖い」
常子「知らない人だからそう見えるだけよ」
鞠子「怒ってるんじゃないよね?べらんめえだからそう感じるだけだよね?」
常子「多分…」

まつに呼ばれて表に出てみると、青柳から小橋家の荷物が運ばれてきている
それを2階に運ぶ一家
姉妹たちの名画を飾り、竹蔵の家訓を壁に掲げ、自らの三つの目標を机に立てる常子

深夜、お寺の境内にお参りする君子
振り向くと常子がついてきている
ここには昔よく来ていた…と君子
何か悩みでも…女学校の学費の事ですか?…と常子
森田屋の給金だけでは…と言う常子に、夜も内職をしてでも…と君子が言うが
ではかかはいつ寝るんですか?…と、言う常子
君子「美子が卒業するまでの辛抱です」
常子「それまでにかかの体が壊れてしまいます」と、首を振る
「そのとおりでさぁ!」と、君子の姿を見かけた隈井(片岡鶴太郎)が現れる
学費を自分に出させてほしいと申し出る隈井
お金は自分の家族のために使うべきと君子は断るが
それではお世話になった先代に合わす顔がありません…と隈井
4人の事が心配だと言う隈井に君子も
「でしたら…お借りするという事にさせて下さい」
隈井「そうでなくっちゃ、ねえお嬢さん…」
君子「…何年かかっても必ずお返しします」
常子「ありがとうございます、隈井さん」と、少しホッとしたのか笑顔になる

<こうして森田家での暮らしが新たに始まったのでした>

(つづく)

おかずが一品少なくてうつむく美子が可哀そうだった
昼間までは、お嬢様暮らしで平和におままごとしてたのに…

まつと宗吉は親子とはいえ汚い言葉でやりあい
さらに食事中なのにバタバタと走り回る男たち
もう姉妹たちはカルチャーショックだったと思う

まあ森田家の人々にも言葉の端々に人間味は感じられるのだが…
(照代と富江は、まだ謎かな)

隈井さんのおかげで女学校にはいけそうでよかったよかった
このことは滝子がハナから承知で仕組んだのならさらによいのだが

ピエール瀧は、あまちゃんと64の印象しかないので寡黙な役だと思ってたから
やたらしゃべりだしてビックリしたw

平岩紙って美人とは正反対のポジションの顔立ちだけどチャーミングだね
自分の中では、実写版の可愛いムーミン






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